【例文あり】外壁塗装の見積もりをメールや電話で上手に断る方法!
「外壁塗装を依頼する業者が決まったけど、他の業者には何て言って断わればいい・・?」
「何度も足を運んで見積もりをしてくれたので、断りにくい・・・」
「いろいろ教えてくれたので断るのが申し訳ない・・・」
見積もりをしてくれた業者を断るときに、こんな悩みはありませんか?
複数の業者から提示された見積もりを比較して、依頼する業者が決まれば他の業者を断るという作業が必要になります。
業者に断りの連絡をするときは、断る理由をはっきりさせ、毅然とした態度で断ることが大切です。
ただ、一生懸命見積もりをしてくれたので、断るのが申し訳ないという気持ちもでてきますよね?
そこで今回は、業者に嫌な想いを持たれない断り方について解説していきます。
「申し訳なくて断りづらい・・・。」という、優しい気持ちを持っているあなたは参考にしてください。
この記事の目次
業者さんに嫌われない上手な断り方
「一生懸命、頑張って作った見積もりが決まらなかった・・・」
営業マンも人間なので、受注が取れなかった時には落ち込んでしまいます。
しかし、営業マンである限りこんなことは日常茶飯事です。
なので、あなたが必要以上に気を使う必要はありません。
断わりの連絡を入れる時には『断る理由(他に決めた理由)』をしっかりと伝えてあげるようにしましょう。
その理由が納得できるものであれば、営業マンも嫌な想いをすることはありません。
相手を尊重しながら、断る理由を明確に伝えれば、相手もプロなのでちゃんと理解してくれます。
1番ベストなのは複数の業者に見積もりを依頼していることを事前に伝えておくことです。
これを伝えておくだけで、断わりの連絡を入れる時の精神的負担はグンと少なくなります。
そして、断りの連絡は直接断る、電話で断る、メールで断るという3つの方法があります。
ここからはそれぞれの方法での上手な断り方を詳しくみていきましょう。
訪問販売など直接断る方法
直接断る方法は、主に訪問販売業者に使うことが多いです。
外壁塗装の訪問販売業者の全てがそうだとは言いませんが、訪問販売には悪質な業者がいる確率が高く、その営業活動も「煽ったり」、「不安にさせたり」、「しつこく居座る」など悪質です。
このような訪問販売の業者を断る場合は、
- 玄関ドアは開けずに、インターホンで対応する
- 営業マンの話を長々と聞かない
- 営業マンに質問しない
- 身内に同業者がいるので不要です!とハッキリ断る
- 訪問販売では契約しないことにしていると断る
という5点が有効です。
訪問販売の業者があなたのお家に来たときの参考にしてください。
電話で断る場合の例文
電話で断る場合は、まず最初に断りの意思をはっきり伝えるようにしましょう。
気を使って色々話しても相手に余計な期待を持たせてしまうだけなので、結論をハッキリと伝えるのがポイントです。
例文としてはこんな感じです。
「先日見積りをいただいた件ですが、今回は別の業者さんにお願いすることにしました。」
「先日は見積りをありがとうございました。ただ、今回は予算の関係もあり他の業者さんにお願いすることにしました。」
これだけ言えば相手も理解してくれます。
それでもしつこく食い下がってくる場合は、「すでに他社さんで具体的なお話が進んでいるのですいません。」と伝えれば大丈夫です。
メールで断る場合の例文
メールで断れば直接会って断ったり、電話で断わる場合と異なり、精神的な負担が少なくなります。
なので、可能であればメールで断るのが1番ベストだと思います。
メールで断るときに気をつけるポイントは、
- 業者を否定するようなことは書かない
- 曖昧な書き方で断らない(曖昧だと期待させることになる)
- 相手を褒める、感謝する
- 断る理由を明確にして伝える
の4点になります。
もし、断りメールの文章が書けないときは、次で【断りメール例文】をご紹介していますので、参考にしてみてください。
流用OK!見積もりを断るのに使えるテンプレート(ひな形)
断りメールの例文は下記の通りです。
株式会社○○(会社名) ○○様
お世話になっております。
外壁塗装の見積もりをしていただきました○○と申します。
お忙しい中、外壁塗装の見積もりをしていただき、ありがとうございました。
見積もりを検討しましたが、今回は別の業者と契約することになりました。
提案していただいた内容は魅力的ではありましたが、費用面で折り合いをつけることができず、今回は見送らさせていただきます。
見積もりの説明や外壁塗装について、丁寧に対応していただき家族ともども満足しています。
これまでいろいろとお世話になり、誠にありがとうございました。
取り急ぎメールにてご連絡をさせていただきます。
お忙しいとは思いますが、ご確認のほど、よろしくお願いします。
失礼します。
この断りメール例文の業者名とあなたのお名前だけを差し替えて、いただいても構いませんので、ご自由にお使いください。
断る前に確認すること
一度断ってしまうと、元には戻れません。
「後で確認したら断った業者の方が良かった・・・」ということにならないように、断りの連絡を入れる前に、見積もりの詳細や提案内容もう一度確認をするようにしてください。
断る前に確認するポイントは、
- 全体の費用と項目ごとの費用
- 塗料の提案内容や工事内容の説明
- 付帯部塗装について追加の有無
- 見積もりの分かりやすさとアフター保証の説明
- 業者の実績や口コミ
- 担当者の対応や塗装の知識、信用度
の6点になります。
まとめ
今回は外壁塗装の見積もりを出してもらった業者に、嫌な想いを持たれないように断る方法について解説しました。
外壁塗装の見積もりを断るのは、決して悪い事ではありません。
一生懸命見積もりを取ってくれた業者に対して、「断るのが申し訳ない」と思う気持ちもわかりますが、中途半端に期待させてしまう方が失礼です。
業者も断られることを承知の上で見積もりを行っているので、塗装会社のためにもハッキリ断ってしまいましょう。
その際に、「親切に対応してもらって感謝している」という言葉を伝えれば、担当者も嫌な気分にはなりません。
今回、解説したことを参考にして、断ることを恐れずにあなたにとってベストな提案をしてくれる業者に依頼するようにしてください。